Allianz Global Corporate and Specialty SE - SAFeによるSAPビジネスアジリティの実現

事例紹介 – Allianz: AGCSのSAFe導入によるデータドリブン企業への変革

複数回の合併を経て、当社のデータシステムは分断された状態にありました。さらに、最新の国際財務報告基準(IFRS17)が2023年1月に施行される予定であり、規制の観点からデータ管理が極めて重要となっていました。私たちは、アクセンチュアと提携し、データベース管理システムであるSAP HANAの最新バージョンを導入しました。これにより、データを一元化したソリューションのもとに集約し、ほぼリアルタイムのデータ処理と、より優れたレポート作成および分析が可能となりました。

SAFeは、複雑なSAPおよび非SAPの環境においてアジャイルを展開させるために必要な構造を提供しました。SAFeの導入により、価値に基づいて組織を構成し、企業の長期戦略に沿った、シームレスに統合されたクロスファンクショナルなチームの成長が実現しました。Allianz Global Corporateでは、SAP DevSecOpsの自動化パイプラインにより、SAPにおける迅速なデリバリー体制を実現し、SAPにおけるビジネスアジリティを達成するために必要なケイパビリティを構築する道筋が整いました。SAFeはこのような複雑さに対応し、顧客中心主義、スピード、品質という目標を達成するためのポートフォリオ、役割、職務の構築に必要なフレームワークを提供しました。DevSecOpsとは、マインドセットであり、企業全体に浸透すべき文化と実践です。Allianz Global CorporateがDevSecOpsの5つのコアコンセプトおよびオンデマンドリリースをどのように適用し、データ駆動型の企業へと進化したかをご紹介します。

2020年10月、グローバルSAFeサミットにて発表

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