Deutsche Telekom
ドイツテレコム:ミッション・ポッシブル — 成功を収めたSAFe導入のストーリー

欧州大手通信企業におけるSAFeの継続的な取り組み

ドイツテレコムは、世界有数の統合型通信企業であり、約2億4,200万のモバイル契約者、2,700万の固定回線契約、2,200万のブロードバンド契約を有しています。

ドイツテレコムITは、わずか3年足らずでARTをゼロから130にまで拡大しました。そして今、新たなフェーズが始まろうとしています。ここで中心となるのは、アライメント、統合、そして絶え間ない改善です。このセッションでは、アジャイルコーチであるRichard Butler氏とManfred Becking氏が、SAFe導入の旅路における成功と試練、支えとなったもの・妨げとなったもの、そしてそこから得た学びについて語ります。トピックには次のような内容が含まれます。

  • コラボレーション、スピード、透明性、集中に関するこれまでの成果
  • 今後の展望:融合と統合へ向けて
  • 変革からの学び:
    • 理解と認知
    • やるべきことに対する気づきの深化
    • 相対性
    • すべてに適したスピードは存在しない
    • 知識の必要性:SAFeに(安全に)星へ旅するには、どう進めばよいのかを知っていなければならない。宇宙は複雑かつユニークであり、物事は偶然にはかみ合わない
    • マインドセット – アジャイルなふるまいは、自然には起こらない
  • ブラックホール:
    • 方法論の分断
    • アライメントがなければ、“レジリオフィケーション(resilofication)”が起こる
    • バリューストリームがなければ、アジリティは存在しない
    • エンドツーエンド(E2E)でなければ、スムーズなフローは生まれない
    • 慣性 – 慣性が最も大きい場所では、重力も最大となる
    • 蜃気楼(Mirage) – それをSAFeと呼んでいても、本当にSAFeであるとは限らない
    • すべてはマインドセットにある
    • 直線的な解決策では、動的に複雑な問題は解決できません。

2021年10月に開催されたグローバルSAFeサミットにて発表

  • Manfred Becking氏(アジャイルコーチ、SAFeコンサルタント/ドイツテレコム)
  • Richard Butler氏(アジャイルコーチ、SAFeコンサルタント/ドイツテレコム)

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